「デデッポッポー」という鳴き声で知られるキジバト。ドバトに比べて単独やペアで行動しますが、一度庭木やベランダの室外機裏に巣を作ると、毎年同じ場所に戻ってくる強烈な習性を持っています。
1. キジバトが狙う「住宅の死角」
- 室外機の裏側: 狭く温かい空間は、彼らにとって天敵から守られた最高の保育所です。
- 雨樋の屈曲部: 落ち葉が溜まりやすい場所は、巣材を固定しやすいため狙われます。
- 軒下の平らな梁(はり): 雨風を凌げる構造材の露出部は、営巣の絶好ポイントです。
2. 巣作りを諦めさせる建築的工夫
キジバト対策の肝は「着地させないこと」です。
建築士が推奨するのは、室外機と壁の隙間に「防獣ネット」をたるみなく張ることや、軒下の梁に45度の傾斜をつけた「スロープ部材」を後付けすることです。止まれる平面(平らな場所)を無くすことで、彼らは別の場所を探しに行きます。
3. 雛が孵った後の「共生か強制撤去か」
キジバトは繁殖サイクルが速く、年に何度も産卵します。「可愛いから」と放置すると、大量の糞に含まれる「鳥ダニ」がエアコンダクトを通じて室内に侵入し、家族にアレルギーや皮膚炎を引き起こす衛生リスクを招きます。卵を産む前に、構造を塞ぐリフォームを検討してください。